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人 間 の 身 勝 手 に よ り 捨 て ら れ た 犬 猫 の 新 し い 家 族 を 探 し て い ま す 。
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 朝起きて最初に目にするのは、ゴハン皿の前で鎮座するダンニャ





まいるの散歩から戻り、足を洗うために風呂場に入ると、
一緒についてきて、蛇口から出たての水を飲むのも毎朝の日課

 




仕事から帰宅すると、必ず玄関先まで出迎えてくれるのもダンニャ






食べても食べてもお腹が空いていて
私のあとをスタタタと小走りでついて回り、
強い目ヂカラでゴハン頂戴アピール





焼きカツオやチーズのおやつは、
待ち切れずに私の膝に前足を乗っけてきて、
私の指ごとパクリ
歯のない口で凄い力で引っ張られる感覚は、
鯉の餌やりにそっくり








とにかくダントツの存在感を誇っていたダンニャ





1月には我が家に来て2周年を祝うつもりで、
3周年も祝えそうだね、と
話していた矢先の11月16日の月曜日
突然食欲を落とした



食べる気はあるのに、何を出しても
匂いを嗅ぐとプイ

缶詰、パウチ、ササミ、チーズ、
とにかく少しでも
食べてくれるものを開けまくる







今まで好んで食べていたものも、
ひと舐めするかどうかと
いった中で、ちゅーるだけは食べれてくれて
お口のまわりからお鼻までべったりだね


火曜日の夜中、
寝ている私の顔に顔をすりつけてきた

ちゅーるをあげても数口舐めるだけ

不安げなダンニャを
ナデナデしながら話しかけていたら、
ホッとしたようにゴロゴロ言ってくれた




水曜日の夜は、各種ゴハンを並べた別室で
夫がダンニャと寝てみたが、食べることはなく
部屋を出たいと泣いてしまい、
翌日の午前中は寝っぱなし





夜になると、猫ベッドから起き出し
フラフラした足取りで歩き出すも、
ソファに体を預けた姿勢で止まってしまい、
どうしたのかと思ったら、
その場でおしっこ
猫ベッドに戻すとしばらくして
おねんねしだしたので
こちらもそばでうたた寝していると
2時間後、匂いで目が覚めた
ベッドの中で、おしっこと小さいウンチをしていて、
目を開けたまま、軽い痙攣をおこしていた
既に意識はなかったかもしれない
それでも、体をさすり、話しかけると、
表情が柔らかくなったように見えた


「痛いの痛いの飛んでけー」

「うちの子になってくれてありがとう」

「ダンニャ大好き」

「もう頑張んなくて大丈夫だよ」
 
そうしている間にも、
痙攣の間隔は段々短くなったが、
明け方4時になると、嘘のように痙攣が収まり
呼吸をしているのか確かめないと
分からないほど静かになった





そして11月20日(金)午前5時2分 逝去
眠るように穏やかな最期だった





可愛いダンニャ
大好きなダンニャ

もっともっと一緒にいたかった

だけど、
最期もダンニャらしく潔かった


わずか5日で旅立ってしまう間に
私、夫それぞれと過ごす時間をつくり
ニャンコそれぞれにも挨拶を済ませ

 最後まで 明治女の行き届いた心意気


ダンニャ、 ありがとう
 



・・・・・・・・・・


ご報告が遅くなりました。
これまでダンニャを気にかけて下さった皆様に
心から感謝申し上げます。
供花等は遠慮させてください。
よろしくお願いいたします。

 
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